良く、女性で足が冷えて困ってる人がいると思いますが、何枚も靴下を重ね合わせても、あんまり温まらないというのが現状だと思います。 冷えといっても、様々な理由がありますが、やはり、内臓の循環不良からが多いと思われます。 なので、まずは、「肩凝り その1」でも書いたと通り、お腹を温めてみてください。
それから、足の血行を良くしなければいけないのですが、知ってって欲しいのは、動脈(心臓から出てくる血液の流れ)は心臓がポンプの働きをしてくれるので、流れやすいですが、静脈(心臓に戻る血液の流れ)は筋肉の動きがポンプとなって、循環しやすいのです。そのため、男性よりも筋肉量が少ない女性に冷え症が多いともいえるのです。(男性で冷え症の人は、大抵、内臓の疲れです) 外反母趾も女性に多いのは足底筋という筋肉が弱っているためで、靴だけのせいではありません。筋肉がないから、元の形に戻れずに、靴の形のまま変形してしまうのです。(これについては、今度、書きます。)
要するに、筋肉が少ないと、外反母趾にもなり、冷え症にもなりやすいのです。だから、歩くときに足の裏で、しかっり地面を踏みしめるように歩いてみてください。 そうやって、筋肉を意識することで、静脈の循環が良くなって、冷えも変わってくることでしょう。 簡単なことからで、いいので、お風呂でよく足の指を動かす、揉むなどもやってみてください。
あと、裏技ですが、寝るときに足の裏にシップを貼り付けて寝ると、足が温まりやすいです。これは、シップの作用である、消炎剤が、筋肉に働きかけて、循環がよくなるためです。試してみてください。実は、あしを細くする、ダイエット効果もありますよ!
他には、レンジで温めるジェル状の湯たんぽなどで、股関節を温めても、効果が出ます。股関節の内側を動脈が通ってるので、そこを温めると、足全体がホカホカしてきます。足の裏を直接温めるより、大元を温めれば、きっと変わると思いますよ。 で、足の筋肉もつけるよう、努力して下さい